– 施 設 設 計 部 –
「私たちは構築工学を応用した高度な技術で、土木・建築業界を通じて社会に貢献しています」
弊社は昭和39年9月に開設以来、一般建築物の設計はもとより、特に複合構造物(土木構造物、建築構造物を一体化した構築物)の構造解析に研鑽を重ね、今日に及んでおります。
努力の結果、その構造設計技術は関係各界より高い評価を受け、当社社長は平成9年7月建築構造物に起因する建設工事紛争解決の労に対し、建設大臣表彰を受賞、又平成18年5月大阪地盤図編集の労により(社)地盤工学会名誉会員に推挙されております。
(株)藤原設計は建築と土木の技術を融合させた
複合構造物の設計を得意としています。
藤原設計は建築物と土木構造物が複合した構造物の構造設計を得意としています。代表的なものとしては上下水道施設です。具体的には、水処理施設、浄水場、 下水処理場、配水池 、給水棟などです。 これらの施設の更新、耐震などの設計をしています。
下水道施設の多くは、地下に埋まっている部分と地上に出ている部分が一体となって存在しています。一般建築物でも地下部分はありますが、上下水道 施設はその規模が極めて大きく、 地上部分は建築、地下部分は土木のルール で設計をする必要があるため設計技術として特異性のある設計といえます。
下水道水処理施設、浄水場、下水処理場、配水池、給水棟など、最も手のか かる構造設計のひとつである複合構造物の構造設計や建築設計はもちろんの こと、 建築土木が合体した複合構造物の設計も実施設計(詳細設計)や耐震診断、耐震補強設計、FEM構造解析(地盤・構造物連成三次元非線形時刻歴応答解析
)を社内で全て対応可能であるところが大きな特徴です。
三次元FEM解析
構造物を三次元FEMでモデル化し、静的解析や動的解析に対応します。材料非線形にも対応できます。
地盤-構造物-基礎の連成解析
地盤と構造物・杭基礎を二次元モデルで、相互作用を考慮した動的連成解析に対応します。地盤が液状化する場合は、有効応力解析を行い評価します。
建築設計(構造・意匠)、土木設計(構造)、建築・土木耐震診断/耐震補強、FEM等構造解析等を通期一貫で受託できる数少ないSolution Company です。
BIM
Autodesk社 Revitを導入
(株)藤原設計ではAutodesk社のRevitを7セット保有しております。設計図面の3次元化を推進し、意匠BIM、構造BIM、配筋図等の設計図面を作成しています。
設計の考え方の伝達手段として重要な役割をなしているのが各種図面です。しかし、ミスが少なからず発生する課題に我々は直面していました。そこで、ミスや違算が許されない図面を改善するために考えた結果、3次元化による設計に着目しました。
数あるBIMソフトの中の1つであるRevitは、ビジネスパートナーも導入しています。Revitを使って作成した3次元モデルをクラウド上で複数人が同時に編集したり、各部署(意匠設計、構造設計、配筋、設備等)と共有することにより、業務の効率化が進み、整合性のある図面において必要とする断面を選び、その断面における2次元データの抽出が簡単に出力できます。手戻りも少なく、短期間で納品でき、費用対効果もメリットの一つです。
任意の断面を切ることができ、平面・立面・断面図、配筋図、施工図面が作れるだけでなく、コンクリートボリューム等の積算も誤差なく算出ができます。また配筋もリスト図等の作成も行えます。それぞれが情報を持ち、維持管理まで行えることがメリットです。
・3次元FEM解析、非線形解析等の様々な解析手法が社内で可能
ボックスカルバートの震度法や応答変位法に対応した2次元フレーム解析、円形水槽や板要素を用いた複雑な構造物などの3次元FEM構造解析(地盤・構造物連成三次元非線形時刻歴応答解析
)に加えて、非線形解析も社内で対応しています。
地盤と構造物を一体でモデル化することにより、地盤が構造物に与える影響を確認できる地盤連成解析で、より複雑・詳細な条件での設計に対応しております。